2018年3月12日
文科省高等教育局
局長 常盤 豊 殿
首都圏大学非常勤講師組合
委員長 松村 比奈子

申入書

拝啓

 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。 さて、この間、日本大学三軒茶屋キャンパス執行部会が2018年3月末で英語科目を担当する非常勤講師15名全員を雇止めとする決定を行った件に係わり、当組合の大野英士副委員長より、貴局大学振興課および高等教育企画課大学設置室担当者宛てに4回にわたり上申書を提出させて頂いたところです。しかしながら、この度、当組合は、貴局大学振興課の林剛史氏について担当者として不適切と思われる状況があることを把握致しました。そこで、下記のように申し入れをさせて頂きます。

敬具

1.林剛史氏と日本大学三軒茶屋キャンパス執行部との関係について

 林剛史氏は、2018年3月7日に開催された2017年度日本大学理事長特別研究シンポジウム「大学における危機対応とレジリエンス」(会場 日本大学三軒茶屋キャンパス 1号館3階1310教室)にパネリストとして出演しています。このシンポジウムは、「日本大学理事長特別研究」の研究助成を受け、2015年度より3か年計画でスタートした「危機管理学の構築とレジリエントな大学の創造のための総合研究」に関連するもので、林氏は、この研究に当初から深く係わっていた為に、今回のシンポジウムでもパネリストとして招かれたものと推察されます。このシンポジウムのパネリストとして林氏と席を並べた福田充危機管理学部教授は、この研究の代表者ですが、危機管理学部次長の立場にあり、三軒茶屋キャンパス執行部会の一員として、今回の雇止めの決定を行った当事者のひとりでもあります。
 上申書の提出を踏まえて2017年12月22日には、文科省レクチャーが開催されましたが、その際、林氏は、大学振興課の担当者として出席し、当組合からの日本大学への指導要請を受け、適切な対応を行うことを約束していました。
 林氏が、3年間に渡り、この総合研究に深く係わり、福田学部次長らと日頃から懇意にしていたとすれば、日本大学への適切な指導を行うべき担当者としての資格に当初から欠けていたと推察されます。この場合、貴職は、上申書の内容を踏まえ、大学振興課については、林氏以外の適切な者を担当者とするよう指示を行うべきでした。

2.日本大学三軒茶屋キャンパス執行部への適切な指導と林氏に対する処分

 「上申書その4」に記載の通り、日本大学三軒茶屋キャンパス執行部は、自ら届け出た大学設置計画に記載している英語科目担当非常勤講師の全員を雇止めにするのみならず、これから文科省に科目担当者として届け出る者は、実際に授業を行うことは無く、アシスタントと言う授業担当者と受講学生を観察するだけ、という手法で、文科省の指導を回避しようとしていると推察されます。貴職が日本大学三軒茶屋キャンパス執行部によるこのような欺瞞的な危機管理を許すことなく、適切な指導を直ちに行うことにより、三軒茶屋キャンパス執行部が、非常勤講師との当初の契約を誠実に履行するとともに、大学設置計画の実施へ向けて誠実に努力する状況を実現して頂きたく、お願い申し上げます。
 さらに、三軒茶屋キャンパス執行部の現状を黙認してきた林剛史氏の担当者としての責任は免れません。あわせて、貴職が林氏に対して厳正な処分を行うよう求めるものです。

3.本件担当者連絡先

大野 英士(首都圏大学非常勤講師組合副委員長 日本大学ユニオン準備会事務局長)
今井 拓(首都圏大学非常勤講師組合副委員長 日本大学ユニオン準備会事務局次長)
(Web公開版は連絡先省略)

4.期限

 1週間以内(3月19日まで)に、日本大学三軒茶屋キャンパス執行部に対する適切な指導を行うとともに林氏に対する処分の方針について文書で回答を行うことを求めます。

以上
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