首都圏大学非常勤講師組合機関紙

『控室』第31号 / 付録

 2000年2月13日 発行

(WWW版:一部訂正)20011004修正

正式名称:都区関連一般労働組合 大学・専門 学校非常勤講師分会


 首都圏大学非常勤講師組合機関紙『控室』第31号
                2000年2月13日 発行
【都区関連一般労働組合 大学・専門学校非常勤講師分会】
【委員長】志田昇 Tel&Fax 0426-27-4420
【郵便振替口座】00140-9-157425 大学非常勤講師分会
【本部所在地】JR山手線・大塚駅・東京労働会館 5F
 〒170-0005 豊島区南大塚2丁目33番10号
       東京労働会館(ラパスビル)5階
 Tel 03-5395-5255 / FAX 03-5395-5139
【当組合の情報について】
 1) http://www.os.rim.or.jp/%7Etown/
 2) http://quoniam.social.tsukuba.ac.jp/union.shtml
首都圏大学非常勤講師組合機関紙

『控室』第31号 / 付録

 2000年2月13日 発行

(WWW版:一部訂正)

正式名称:都区関連一般労働組合 大学・専門 学校非常勤講師分会

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本号の主な内容
・組合結成4年目を迎えて―1999年の活動を総括して―
・(都合により削除しました)(4面)
・大学ルネサンス12(8面)
・編集後記 (9面)
・クリップ・ボ−ド(9面)
・新刊書紹介(12面)
・付録:徳島文理大学の不当解雇に関するビラ

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組合結成4年目を迎えて

 ―1999年の活動を総括して―

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平成11年11月21日に開催された臨時総会で、委員長より情勢分析並びに 第4
回総会以降の活動報告がなされました。

第1章 情勢

首都圏大学非常勤講師組合は、各大学と団体交渉を積み重ね、大学の現状につい
て、次第に実態を把握できるようになってきた。

≪非常勤講師の雇用コストは専任の20分の1≫

我々は従来、専任と非常勤との雇用コストの格差を10〜10数倍と主張してきた
が、実際には格差はもっと大きいことが明らかになりつつある。例えば、法政大学で
は理事会の説明によると、講義の半数を非常勤講師が担当しているが、教員の賃金
(基本給・一時金・諸手当)のうち、専任の分が90〜92%であり、非常勤の分は
8〜10%である。更に、社会保険・退職金・研究費・図書費・学会出張費・研究室
の費用・電話代などを考慮すれば、非常勤講師の雇用コストは、実に、専任の20分
の1程度なのである。

≪マクドナルド化する大学≫

非常勤講師の給与が異常に安いのは、 もともとは生活するための「賃金」とは考え
ら れていなかったからである。かつては本務校を持つ専任教員が、他大学の講義を
担当 する「兼任教員」という形が主流であった非常勤講師であるが、その後経営者
が安上 がりな労働力として大量に使うようになり、その結果、非常勤講師の数は1
975年 から1995年の間に倍増したのである。

ある大学の非専任職員の組合との団交で、学長は次のように述べた。「大学教員に
は専任より非常勤の方が多い。非常勤はとても安いが、もし非常勤が全員専任になっ
てしまえば私立学校はつぶれてしまう。非常勤が多いために経営が成り立っているの
である。_例えば、マクドナルドなど、正社員は一人で、あとはアルバイトだ」。こ
れが大学経営者の本音である。大学に非常勤講師が多いのは、単に安上がりだからに
すぎない。

特に、第2次ベビ−ブ−ムの影響で、大学の臨時定員増が行われた時期に、文部省
が各大学に対して、専任を増やさず、非常勤講師で学生増に対応するよう指導したた
め、非常勤講師は急増した。今や首都圏の私立大学の講義の約半数は非常勤講師によ
って支えられているのである。

しかも、任期制法案が成立し、これまで脱法的に行われてきた数年単位の有期雇用
が合法化されたため、今後専任教員が新規に採用されることはますます少なくなるこ
とが予想される。更に国立大学の独立行政法人化により、国立大学でも専任教員の採
用を控えることが予想される。

≪大学リストラと解雇の嵐≫

このように、大学教育で大きな役割を果たしているにも拘わらず、非常勤講師の立
場はますます不安定なものになっている。18歳人口は1992年をピ―クに減少し
始め、1999年には2割を超える大学で定員割れを起こしている。学費を値下げす
る大学(上智大)や入学金を取らない大学(アレン国際短期大学)さえある。専任教
員のリストラがなかなか実行できないので、「切りやすい非常勤講師が担当している
講座をなくして、講師料を節約するところが多い」(「週刊朝日」1999年10月
15日号)という状況である。最近では、帝京大・東洋大のようなバブル期にのし上
がってきた大学で非常勤講師の大量解雇が行われている(編集者註、東洋大学では今
年度105名の非常勤講師の大量解雇を強行した「週刊朝日」2000年2月11号
参照)。

特に深刻なのが語学である。1991年に大学設置基準が緩和され、第二外国語の
学習が必修から外されたことから、ドイツ語やフランス語のコマは年々減らされてい
る。しかもカリキュラム改革などの名目で、実際には前と同じような内容なのに、専
任教員の気まぐれで非常勤講師を入れ替え、何年も勤めてきた非常勤講師を解雇する
事件が続出している。(編集者註、東洋大学の場合がまさにこの典型例であるが、他
にも)例えば相模女子大では、今年度英語の非常勤講師を数名解雇しておきながら、
それを上回る非常勤講師を新規採用しているのである。

更に不況の影響もあり、受験産業など、従来非常勤講師の生活費の不足分を補って
きた仕事が減り、二重に収入が減少しているのである。今や非常勤講師が、文字通
り、食い詰める危機が現実のものとなっているのである(「アエラ」1999年9月
6日号参照)。

だが、非常勤講師を解雇して誰が得をするのであろうか。非常勤講師の賃金は、極
度に安いので、解雇によるリストラ効果はまったくない。効果をあげるためには、本
来なら、専任教員の人件費削減を行わなければならないはずであるが、これはなかな
か実現できないので、経営側は、まず立場の弱い非常勤講師から始め、次に本命の専
任教員のリストラを狙っているのである。従って、非常勤講師の解雇を容認すること
は、決して専任教員の安泰化を意味するのではなく、逆に、専任教員の労働強化と多
人数教育により、研究時間がなくなり、教育の質が低下することにつながり、結局学
生が迷惑を蒙るのである。

このことは帝京大学の現状を見れば明らかである。帝京大学では、語学を中心に大
量の非常勤講師を解雇し、その穴埋めに専任教員の労働強化を進めているが、その結
果、「体育やスペイン語の教員が英語を教える」という異常事態に陥っている。しか
も教員数が減ったために、教室の学生数が増え、まともな教育ができない状態であ
る。東洋大学など多くの私立大学も帝京大学とまったく同じ道を辿っているが、この
路線に未来はない。現に、我々と争そっている帝京大学と東洋大学は、ともに、今年
の春と秋の入試で受験者が減り、ますます不人気になっている。

現状では、大学が授業を改善し、小人数教育に取り組むためには、非常勤講師の雇
用を守り、処遇を改善することが最も現実的な道である。これは、学生の利益になる
だけでなく、大学の評判をよくし、経営の安定にも寄与するものである。ここに我々
が専任教員の組合とも共闘し得る根拠がある。

第2章 この間の成果と展望

≪解雇・コマ数減事件を通算20件解決≫

首都圏大学非常勤講師組合は、結成以来、不当な雇い止め問題で3年間に約30件
(そのうち約20件は今年)争い、約20件について雇用継続または1年分以上の補
償金を勝ち取った(残りの約10件については交渉中)。前総会以降の成果として
は、専門学校G学院で、解雇された専任教員に補償金280万円獲得、北海道のSK
大学で解雇された非常勤講師の来年度からの復職(3コマ回復)などである。その他
にも、解雇を通告された学習塾の専任講師が電話相談で当組合から励まされ、再交渉
の結果雇用が継続された例もある。

だが未解決事件がまだ9件あるのに加えて、来年度の解雇が東洋大・立正大などで
すでに始まっている。

≪東洋大学事件≫

とりわけ東洋大学の不当解雇事件は、事実無根の理由によるコマ数減の問題で争そ
っていることを理由とした解雇であり、これは典型的な不当労働行為である。このよ
うな違法解雇を放置していては、組合の存在意義さえ問われることになりかねず、絶
対に許すわけにはいかない。

東洋大学の理事会は、「教学の責任は学部長にある」と言って責任を回避している
が、当の文学部長は「理事会の命令には背けない」という教授会の自治さえ放棄した
無責任な態度をとっている(編集者註、東洋大学の不当労働行為については、すでに
臨時総会で東京都地方労働委員会への救済申し立てが承認されており、弁護団との打
ち合わせも着々と進んでいる)。都労委への申し立てと同時に、マスコミを利用して
大学内外の世論を喚起し、味方につけていく必要もある。

≪1コマ最低3万円を目指して≫

雇用の確保闘争が前進するにつれて、待遇改善交渉(=春闘)運動も前進するよう
になった。これまでの主な成果は、16年間据え置きだった大月短大での大幅賃上げ
(4年間で約60%)、法政大での着実な賃上げ(最低給が4年前の1コマ月239
00円から26700円へ)、神奈川工大での講義科目と実験科目との差別の解消
(実験科目の20%賃上げ)、湘南工大での未払い賃金(大学の都合で休講になった
授業分の賃金)支払いと2%の賃上げ、ESP学園での賃金30%引き下げの阻止、
来年度K大学での5%(最低額は10%)賃上げなどである。1999年度には、約
10大学・専門学校と春闘交渉を行ったが、来年度は主要20大学と交渉し、最低給
で1コマ月3万円を要求する条件が揃ってきた。近い将来に、賃金を2倍(1コマ月
5万円)化することは、決して不可能ではない。

第3章 その他の当面の問題

≪外国人講師グル−プとの共闘≫

首都圏大学非常勤講師組合には外国人組合員も多い。また、他の組合に属する人も
含めて、協力を申し出ている外国人非常勤講師もいる。今後、組合活動の多言語化を
進める必要があるが、まずは近い将来に、英文の『控室』および英和対訳の本の出版
を考える。当面、『控室』に英文欄を設ける。

≪専任組合との関係強化≫

先にも述べたように、非常勤講師の解雇は、私立大学の経営立て直しのためにも、
教育サ−ビスの面からもまったく役に立たず、マイナスにしかならない。むしろ経営
を立て直すためには、教育サ−ビスの改善が不可欠であり、そのためには非常勤講師
の役割は欠かせないものである。この点に専任組合と共闘できる根拠があり、積極的
に対話を進めていくことが重要である。

≪専門学校問題≫

(都合により削除しました)

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(都合により削除しました)

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(都合により削除しました)

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―大学ルネサンス RENAISSANCE その12−

私的非常勤講師論

        井村 行子

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「井村さんは大学ルネサンスあたりでお願いします」と『控室』編集者からお話が
あったときは、ちょっと困ったと思いました。このコラムの名前はなかなか気がきい
ていると以前から思っていましたが、この名前と私との組み合わせは、どう考えても
ミスマッチという気がしたからです。

私が大学で教えるようになったのは、偶然の成り行きといっていいと思います。私
は1949年生まれで、大学に入学したのは1968年です。若い先生の中にはそういって
も、もうぴんと来ない方が少なくないかもしれませんが、私が普通の大学教育という
ものを体験したのは入学してから夏休みまでのわずか3ヶ月間だけでした。夏休み明
けに登校すると、連日、学生大会、大衆団交の明け暮れで、やがてはバリケード・ス
トライキ、その後は大学側による機動隊導入、ロックアウトと、事態は当時お決まり
のコースを進みました。実際には、その後2年間も曲がりなりにも授業は受けている
はずですが、今となってはほとんど記憶に残っていません。「大学ルネサンス」とい
うようなあまりにもまっすぐな言葉を前にしたとき、なんとなく面映ゆい気がしてた
じろいでしまうのは、おそらくは自分は大学教育というものをほとんど体験していな
いという意識のなせる業だろうと思います。しかし私のこの個人的な体験は、私だけ
のものではなく、とりわけ現在非常勤講師を務めておられる方々には少なからず共有
されているものだと思います。もっとも、私のこのたじろぎまで共有されているのか
どうかは、わかりませんが。

大学を卒業する少し前に大学院に進学することに決めました。第1次石油危機の年 で
もあり、赤ん坊を抱えた私が就職するのはとても無理だ、と思ったからです。大学
院に進むなんて「犯罪的」だとある友達が言っていたと、別の友達から耳にしたの
は、そのころのことです。もっとも次の週になると、その友達は「赤ちゃんがいるっ
て、知らなかったんだって」と、やはり同じ友達を通じて伝えてきました。今となっ
てはおよそ理解不能な言葉かもしれませんが、当時はそれほどの違和感はなく、私自
身の意識もそこからそう遠く隔たってはいなかったのです。

博士課程の3年のとき、始めて非常勤講師のお話がありました。6コマで、たしか月
88,000円だったと思います。その少し前から留学の準備を始めかけていたのですが、
それまでまとまったお金を手にしたことのなかった私は、この金額でも目が眩み
(?)、留学の方はとりやめにしてしまいました。それから16年。週に二日は2ヶ所
かけもちというような年もありましたが、周りには週20コマ以上の先生も珍しくなか
ったので、自分だけが特別働いているというような意識はもちませんでした。専任と
非専任との格差は控えめに見積もっても7倍程度になるそうですが、私自身そういう
ことについて考えることもありました。専任の公募にも幾度か応募したこともありま
す。しかしその方面での私の努力は、それほど積極的なものではありませんでした。
それはなぜかというと、生来不器用な自分がもろもろの「雑用」をこなしていけるか
どうか自信がなかったせいもありますが、同時に、大学という場で日銭を稼ぐことに
対する大学院進学来の「やましさ」のようなものが働いていたことも否定できませ
ん。専任であろうとなかろうと、大学の場で生活の資を得ていることに変わりないの
ですから、ほとんど自己満足といってもいいようなものなのですが、大学というもの
と自分との距離のとり方がこのぐらいなら許されるのではないかと考えることによっ
て、自分の中の「やましさ」と折り合いをつけていたような気がします。

きっかけはわずかなお金のためでしたが、少なくとも現在では教えることは嫌いで
はありません。話し下手なのでいまだに講義は恐怖ですが、学生たちの年齢が自分の
子供の年齢を下回るようになったころから、教えることが苦痛ではなくなりました。
相変わらずの薄給ではありますが、私自身は比較的拘束の少ない現在の境遇が気に入
っているのかもしれません。たとえそれがだれからも顧られることがない結果生じた
ものであるとしても。とはいえ、この間私の身の周りにもさまざまな出来事が生じま
した。知人の解雇事件や、組合の成立直前には私が長く勤めている大学でも大量解雇
事件が起こりました。以前組合が出版した小冊子のタイトルは『大学教師はパートで
いいのか』でした。しかし私たち、非常勤講師にはパート労働者に認められている権
利すら保障されてはいません。

「大学ルネサンス」を私流にいいかえれば、そこで働くことがだれに対しても恥ず
かしくない場に大学を変えること、ないしは、大学に代わるそのような場を提供して
いくこと、とでもなるでしょうか。すでに行われた「大学改革」はそのようなもので
は全くありませんでした。私たちはそこで何ら発言の機会を与えられなかったばかり
か、それは私たちにとって解雇やコマ数削減を意味していました。その意味ではむし
ろ「大学リストラ」といっていいようなものでした。

「大学ルネサンス」という言葉の語感は、「ユートピア」というときと似ているよ
うな気がします。もしかしたら、それは不可能、ということなのでしょうか。

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◆編集後記◆

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■奨励研究(B)の申請をしました。早稲田大学のMさんからの情報で、97年度に
採用された研究テ−マがわかりました。今後の参考のために掲載します。(1)檜枝
歌舞伎を中心とした地芝居の研究(2)南国地方を対象とした低音に関する科学実験
教室の実施研究(3)マルチメディア時代における音声・動画を利用した教育実験の
教材開発(4)大学の研究機関における特許等の取扱いに関する研究―私立大学を中
心として―。組合員で申請をされた方は、その採否も含めて、是非編集部までお知ら
せ下さい。
■「週刊朝日2000年2月11日号」に、当組合が取材を受けた記事「大学非常勤講師の
リストラ地獄」が掲載されました。限られたスペ−スではありますが、非常勤講師の
実態を生々しく伝えていること、記事の冒頭と末尾を読み比べれば、東洋大学の無謀
さが浮き彫りになる、という点で評価のできる記事と言えましょう(S)。
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クリップ・ボ−ド

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(1)『控室』原稿を募集します!

★組合員か否かを問わず随時受けつけ。掲載段階で匿名可(連絡先は必ずご通知のこ
と):プライバシ−厳守;電子メ−ルによる原稿を歓迎。短い記事・通信の類は送信
者に断りなく『控室』読者の声などとして匿名で掲載することがあります。原稿送信
先(編集担当者宛)は次の通り。
   【E-Mail】mkclara@pastel.ocn.ne.jp
       【FAX】042-593-0302

(2)公募情報などの収集・配布

★大学教員等の公募情報を電子メ−ルで送信中。受信希望者は下記まで。但し、当方
の都合による遅れ・中断・中止あり。公募の情報/情報源情報を下記連絡先にお寄せ
いただければ幸いです。
   【E-Mail】
★ 公募情報も含め当組合に関する現在のURL: 
http://quoniam.social.tsukuba.ac.jp/union.shtml
ないしは<組合本部>
   http://www.os.rim.or.jp/~town/

(3)組合関連―現勢・雑報―

★当組合の現勢は145名。組合加入用紙を配ってドンドン仲間を増やしましょう。経
費節約と宣伝範囲拡大のため、手渡しや非常勤講師用メ−ルボックスへの投函などで
『控室』を配布できる方は、斉藤FAX0428-20-7041まで、送付先(配布者の住所・氏
名など)、配布する大学(学部)・学校名,配布部数をお知らせ下さい。運動の輪を
広げるため可能な方は,所属学会・研究会等々で宣伝や支援要請など試みて下さい。
★「就職希望調査票」未提出者は担当者まで! ★『大学教師はパ−トでいいのか 
非常勤講師は訴える』(定価1200円)普及に1冊 でもご協力いただける方はまで!

(4)組合員の声

【1】前略/『控室』に私の投書が掲載されまして心より感謝申し上げます。私の経
済状況のため実は未だに組合費と入会費を支払っておりません。ですから、私は組合
で何の発言もないと思うのですが、なるべく早急に組合費と入会費をお支払いいたし
ます。会計の方によろしくお伝えください。(T)
【2】先日、電車のつり広告で、週刊朝日が非常勤講師の問題を取り上げていること
を知って買いました。こうしてだんだんに大きな週刊誌でも取り上げられるようにな
ったことを、喜ばしく思いました。志田さんはじめ皆さんのご努力のおかげですね。
もっと、もっと多くの人に実態を知ってもらうことができるように、私も機会あるご
とに微力ながら協力していきたいと思っています。(M)

(5)『控室』読者の声

【1】M大学教職員組合宛に依頼状をくだされば組合からも支援できる可能性があり
ます。よろしくご検討ください。(T)
【2】年末カンパをお贈りします。困難な状況のなか、着実に成果を積み重ねておら
れることに敬意を表します。益々のご発展を期待しております。(I)
【3】みなさまの大変なご健闘に衷心より敬意を表しております。ますますのご活躍
をお祈り申しあげます。(K)
【4】新年明けましておめでとうございます。非常勤講師は、これから学生が減って
くるので、ますます大変になるのでしょうか。専任のポストは減るばかりなのか。少
なくとも非常勤講師の手当をもっと増やすべきでしょう。また、一度専任になってし
まうと、ぬるま湯につかっている状態ですし、競争心がなさすぎますね。くじけずに
お元気で。(Y)
【5】明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。今年は
何が起きるかな、どんな向かい合いができるかな、誰と新たな出会いがあるかな、そ
んなことを考えていると今年もきっと楽しい年になるだろうと期待をふくらませてい
ます。楽観的な希望をもたなければストレスの強い世の中、長生きできません。
(T)
【6】週刊朝日の記事読みました。非常勤講師の現状が世間に伝わるといいですね。
がんばってください。(A)
【7】たびたび『控室』を送っていただき興味をもって読んでいます。(1)非常勤
講師に研究費、または研究調査費を、賃金の0.5〜10%ぐらいで支払うべきです。専
任と同格の仕事をしているわけですから。授業前の予備研究など、どれだけの時間と
労力を費やしているか、計り知れないものがあります。(2)大学間に賃金のバラつ
きがあってはいけないので、首都圏大学の非常勤講師の賃金の最高を基準として、そ
れ以下の大学の賃金をベ−スアップすることが必要です。団体交渉の主要な議題とは
ならないでしょうか。貴組合のさらなる充実と成果を祈ります。(元K大学教職員組
合副委員長K)
【8】お送りいただいた資料を読ませていただきました。感想を述べさせていただき
ます。(1)大学生の学力ダウンが話題になっていますが、その原因のひとつには、
第二外国語の軽視があると思います。第二外国語でつまずく学生が多く、それで軽視
というのは、まったく日本的目先論です。私は、専門優先とすることに反対で、大学
は語学を含め、もっと一般教養を重視するべきだと思います。どの国の言葉も、その
国の文化認識への第一歩なのですから。今後も大いに第二外国語履修の重要を訴える
べきだと思います。(2)これも持論なのですが、定年になった人たちに非常勤とし
ての第二の就職を遠慮してもらうことです。十分な年金取得の定年生活者には非常勤
を遠慮してもらうよう働きかけることが、根元的な非常勤問題の解決策であると思い
ます。(元専任教員W)

(6)公募情報+『控室』電子メール版の読者の声

【1】あけましておめでとうございます。いつも公募情報のメールありがとうござい
ます。助かって(?)います。今年は忙しい年になりそうです。本年もよろしくお願
い致します。(H)
【2】あけまして、おめでとうございます。メール、いつも有り難うございます。と
ても参考になります。今後もよろしくお願い致します。ご研究の成果が上がること、
今年のご多幸、心よりお祈り申し上げております。(K)

(7)最近の組合運動関連出版物等

★文献など何かご存知の方は編集担当者までお知らせ下さい。

(8)当組合員の最近の学術出版等

★掲載希望の組合員の方は『控室』編集担当者までお知らせ下さい。

(9)当組合のホ−ムペ−ジ「係争中の事件」コ−ナ−

当組合では未解決事件のうち、特に悪質な大学・学校をホ−ムペ−ジに載せ、広く
世間に訴えています。現在次の8件を掲載中。

  1. 東洋大学不当人事(解雇)事件
  2. (都合により削除しました)
  3. (都合により削除しました)
  4. 長岡リリックホ−ル不当解雇事件
  5. 帝京大学不当解雇事件
  6. 相模女子大学不当解雇事件
  7. 筑波大学外国人教員スキルムントさん事件
  8. 秀明大学不当解雇事件

   参照:http://www.os.rim.or.jp/~town/univ/univers.html
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非常勤講師問題をめぐる待望の新刊書

         いよいよ発売!!

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生き残りを賭けて狂奔する大学と大学人の群!
大学の教学も経営も、底辺で支えてきたのは、
無権利・劣悪な条件の下にある多数の非常勤講師たち!
この現実を直視することから、真の「大学改革」は始まる!
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
大学非常勤講師問題会議・編   =2月下旬発売(予定)=
『大学危機と非常勤講師運動』
A5判並製・横組み272頁・定価2000円+税
こうち書房発行/桐書房発売
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

◆主な目次◆(資料・図表多数含む)

     はじめに
     第一章 総論 日本の非常勤講師制と「大学問題」
     第二章 いま、非常勤講師たちは
     第三章 女性研究者の権利と若者の未来のために
     第四章 非常勤講師組合の現状と未来
     おわりに 大学講師運動の展開
     資料編(統計、参考文献など)

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なぜ、「真理の府」であるべき大学で、かくも無権利と不条理がまかり通るのか?
 21世紀を前に、その存続を含めて厳しい試練に立たされている大学は、国民が寄せ
る高等教育への期待に応えることができるのか?
 個別大学の枠を越え、いま結集し始めた大学非常勤講師たち。大学が抱える矛盾と
差別の構造を打ち破りながら進む彼らの姿がここにある。学生・父母の教育要求に応
える道をさぐって新たな教育運動と労働の在りかたを提言した本書は、全大学人はも
とより、教育関係者、父母、さらにはパート労働など差別構造の中で働く人々にとっ
ても必読の書である。

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当組合も普及活動を行います。詳細は当組合のホームページや普及宣伝用チラシを
ご覧下さい。あるいは、FAX(0489-59-5004)ないし E-mail:
s-kkch@pa2.so-net.ne.jp まで、お問い合わせ下さい。
 また、身近な大学図書館・自治体図書館などにて本書の購入をお申し込みいただけ
れば幸いです。

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◆姉妹品◆(当組合では組合在庫の限りで送料込みの特別価格1000円で販売)

 首都圏大学非常勤講師組合・編著
     『大学教師はパートでいいのか−−非常勤講師は訴える』
             こうち書房発行・桐書房発売・定価1200円+税
             1998年第2刷・ISBN 4-87647-388-9 C0030
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 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
    【組合の会計担当者から】 感謝を込めて、ご報告いたします!
 ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  1999年度の年末大型カンパは、現在までに約106万円集まりました。目標(200万

 円)にはまだ及びませんが、弁護士手付け金などの当面の出費が可能になりまし
 た。
  皆さんのご協力に心から感謝いたします!
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【資料】 「学生の授業評価は非常勤が一番高い」

(出典:「サンデ−毎日2000年2月6日号」26〜27ペ−ジ、転載文責は鈴木暁)
 1993年より東海大学では教員側の了承を得た上で、前期・後期の最終授業で、5段
階評価による10項目のアンケ−トを行っています。
 「教員身分別の総合評価」では非常勤講師が教授よりもはるかに高い評価を得てい
ることが表されています(表参照)。・・・以下は省略:電子メール / WWW版・・・
  ------------------------------------------------------------------------

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